隣近所のごみ捨て、ピアノや赤ちゃんの泣き声、路上駐車などが原因でトラブルが起こることが。こうした問題に端を発する心の病の一例について、今回はご説明いたします。 以前、ゴミの紛失事件の犯人に間違われていると思い込んでいた女性を診ました。ゴミの出し方を注意した自治会長とトラブルがあり、彼女は「なんでいつも私だけ疑われるの」と訴えていました。 だれも疑っていないと話しても聞き入れず、自宅のポストを見られているとの幻覚もありました。 このような被害念慮は特定の遺伝子が関係する場合もありますが、きっかけとしては「寂しさ」などがあります。孤独感や無力感、こういった気持ちがつのり、心の病になることがあります。投薬と共に周囲が本人の寂しい気持ちを理解してあげる必要があります。 周囲の人は頭ごなしに怒らずに、本人の様子をよく見てから発言を。