毎年この時期になると花粉症の症状で気分も落ち込みがちになります。人によっては「スギ花粉」と聞くだけで憂鬱になる人も。「こころ」の病と関係はあるのでしょうか?
目がしょぼしょぼする、鼻水が止まらない、喉がいがらっぽいなどが花粉症の典型的な症状ですが、中には体がだるく頭が重い、仕事から帰るとやけに疲れる、気持ちがどんよりしていると感じられる方も少なくないはずです。
しかし、本来の花粉症の症状と体のだるさや疲れやすいという症状は別の問題と考えてください。気分が何となく憂鬱である、楽しみにしている番組がつまらない、食欲がなくなる、不安になるという場合は、軽いうつ病や広場恐怖、パニック障害、不安障害などの「こころ」の病気が実は隠れていて症状に結び付いていることがあります。
また、抗アレルギー薬には通常軽い抗不安作用や睡眠作用があります。寝る前に服用しているにも関わらず、途中で起きてしまう、眠れない、不安感を覚えてしまう場合は「こころ」の病気がある可能性が高いので心療内科などを受診していただければ、症状が改善されすごしやすくなります。
次回は「こころ」の病と混同しがちな病気についてお話します。
浅井逸郎
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