社会不安障害からくる不登校は、「無理に学校に行かせなければ、自然と治っていくだろう」というものではありません。
うつ病などの場合は、一定の周期でよくなったり、中学校で環境が変わり通えるようになったりするケースもありますが、社会不安障害の場合は全く別です。
治療を受けずに不登校のまま放置されれば、子どもは学校教育を受けられずに育つことになり、人生に大きなダメージをなる場合もあります。
また大人の場合、人前でプレゼンテーションをするというのは、責任ある立場の人の仕事にはつきものです。これらを回避していては、職場を転々とする人生になってしまうこともあります。
そこを無理して行えば、行うほどに症状は悪化しますからやはり早期治療が大切です。
民族や文化、男女の差のようなものはあるのでしょうか。
病気そのものが比較的最近定義されたものですから、きちんとした統計はないように思います。ただ、男の子の方が若干多いということです。
また、薬物療法的にはヨーロッパ諸国に比べると日本は遅れてます。日本ではまだ認可されていない薬などもありますから、これから時間がたてば、大人の方の治療成績も上がるでしょう。
浅井逸郎
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