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「こころ」に不調を感じています。でも病院に行くと、自分がダメになったことを認めるようで怖くて行けません。
ご相談のような悩みは、実はとても多いのです。「こころ」の病気への根強い偏見がご自身の中にあったり、もしや再起不能な程ひどい状態を宣告されてしまうのでは、という漠然とした恐れが主な理由のようです。心当たりはありませんか?
「こころ」の病気になると脳全体が冒されて、社会生活すら営めなくなるのではと悲観的に考えがちですが、実際はそんなケースはごく稀で、治療によって十中八九はよくなります。ましてや癌の宣告にも匹敵するような恐ろしい診断をされてしまうのでは、というような心配はほとんど無用です。むしろ病院を避け辛い気分を放っておく方が深刻な問題。治療が遅れると、それだけ回復に時間がかかるからです。安心して専門医にご相談下さい。その時が笑顔を取り戻す第一歩です。
浅井逸郎 |