第31回
春に向けて街が色づき始めると、行楽地も笑顔の人で賑わい始めます。一方でそんな場所に出かけると、逆に何だか気持ちが沈んで、人ごみにどっと疲れたり、息苦しくなって手に汗握っていたり、不安が募って楽しめない、と言う方も少なくないのではないのでしょうか。 そしてこういった気持ちの塞ぎを、「昔から賑やかなのは嫌いだから」等のように、性格の問題に決め付けて放っておいたりしてはいませんか? 実はそんな場合こそ、軽度のうつ病やパニック障害、不安障害などといった「こころ」の不調を抱えてしまっているケースが少なくないのです。頭痛やめまい、背中の痛み、動悸などの症状が伴っていれば要注意。せっかくの行楽シーズンを楽しく過ごすためにも、その気持ちの負担をご自分だけで抱え込まず、専門医のアドバイス、ぜひ受けてみてくださいね。