ハートクリニック



医療コラム

第48回

何を食べてもおいしくないと感じることはありませんか


暑さのせいで食欲が落ちてしまうこの季節、何を食べてもおいしくないなと感じることはありませんか。

「まあ夏だから仕方ないわ」と思っている人も多いでしょう。

しかし物を食べる時、”砂を噛む”ような感じがしたり、味が感じられなかったり、また苦みが強く感じられたりする「味覚障害」の可能性もあります。

貧血や亜鉛不足、消化器系疾患(胃炎、食道炎)や、唾液の分泌が悪くなっている場合も味がしない、何を食べてもおいしくないなどの症状が現れます。

しかし、体に何も原因がないのに味覚に異常がある場合は、心の病気が関係していることがあるそうです。

うつ病では、今まで楽しめたことに興味や関心が持てなくなってしまいます。

そのため何をしても味気なくなり、食欲が低下してしまうことがあるそうです。

また、不安障害で不安や緊張が強い場合にも味覚異常が起こることがあります。

子供が給食を食べられないケースなどは、きちんと不安や緊張を取り除くことにより回復が見られるようです。

食事はおいしく、楽しく味わいたいですよね。味覚がおかしいかなと感じたら、早めに専門科に相談してみてはいかがでしょう。

浅井逸郎

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