クリニック便り No.37 トランス脂肪酸??
みなさん、こんにちは。
クリニックスタッフのアイです。
最近、ニュースで「トランス脂肪酸」という言葉を耳にしたことがあるかと思います。
聞きなれない、この「トランス脂肪酸」って一体何でしょう?
食品の3大栄養素といえば、たんぱく質・炭水化物・脂肪ですが、その脂肪を構成しているのが脂肪酸です。トランス脂肪酸はその脂肪酸の一種で、長期間過剰に摂取すると血中のLDL(悪玉)コレステロールを増やし、HDL(善玉)コレステロールを減らしてしまうといわれています。その結果、心筋梗塞などの心臓疾患のリスクを高めることが懸念されているのです。
食生活や食習慣によってトランス脂肪酸の摂取状況には大きく差があり、比較的摂取量の多い欧米諸国では、その含有量・含有率について制限したり、表示が義務化されているところもあります。
WHO(世界保健機関)では、トランス脂肪酸の摂取は、一日の総摂取カロリーの1%未満にするよう勧告しています。アメリカでは、総エネルギーに占めるトランス脂肪酸の割合は2.6%であると推計されているのに対し、日本は0,7%相当と言われています。
内閣府食品安全委員会では次のように述べています。
「日本の油脂製造業においては、特殊な用途の油脂を除いて、一般的には、できるだけトランス脂肪酸が生成されないように製造されています。特に、マーガリン類及びショートニングについては、未硬化植物油に軽度に硬化した油脂を配合して融点の低い油脂類が製造され、トランス脂肪酸の割合は米国産のものより低いとされています。このように、諸外国と比較して日本人のトランス脂肪酸の摂取量が少ない食生活からみて、トランス脂肪酸の摂取による健康への影響は小さいと考えられます。」
油脂製品に含まれる脂質成分はエネルギー源としてとても重要です。また、ビタミンA、D、Eなど脂溶性ビタミンの摂取にも欠かせません。
脂肪の摂りすぎは生活習慣病の原因となりますので注意が必要ですが、正しい情報を身につけて、バランスの取れた食生活を心がけましょう。




アメリカでジャンクフードによく使われていると聞いたことがあります。
日本でもファストフードでは使われているのかな?
食の安全、いつまでも保っていきたいですね。
隊長さん
お久しぶりですね^^
コメントありがとうございます。
日本では、企業が情報を先取りして、トランス脂肪酸を自主的に規制しているところもあるようです。
食の安全が保たれるように見守りたいですね。