横浜院長のひとりごと No.230 悲しいマラソン

横浜院長の柏です。今年は夏休みを二分割しておりまして、今その後半をいただいています。統合失調症シリーズを始めたばかりではありますが、さっそく夏休み脱線することをお許し下さい(^_^;

hitorigoto-230a.jpg今週は、横浜高島屋でのウルトラセブン放送開始50周年記念の展覧会に行ってまいりました。夏休みのウルトラシリーズは、No.057No.107に続き3回目のご報告ですが、今回が最高でした!各話ごとにビデオ、造形、ジオラマ、説明書きなどを組み合わせて作られているのですが、わかっている人が作っている感が強く、これだよこれ、と唸らされる見事な展示でした。

hitorigoto-230b.jpgこれは有名な「狙われた街」メトロン星人のジオラマですね。ここだけ撮影可能ゾーン。
ウルトラセブンは、社会問題に切り込んだり、人の心についての寓話であったり、ウルトラシリーズの中でもその脚本の秀逸さは右に出るものがありません。今日は今回の展示で一番印象に残った、「超兵器R1号」について書かせてくださいな。

hitorigoto-230c.png地球防衛軍は、宇宙からの攻撃に備えるため、新型水爆8千発分の威力があるという超兵器R1号を完成させます。意気上がるウルトラ警備隊の面々。

hitorigoto-230d.jpg「これで地球の防衛は完璧だ。地球を侵略しようとする惑星なんか、ボタンひとつで木っ端微塵だ」
「それよりも地球に超兵器があることを知らせるのよ。使わなくても超兵器があるだけで平和が守れるんだわ」

hitorigoto-230e.jpg一人納得がいかないモロボシダン。
「侵略者はもっと強烈な破壊兵器を作りますよ」
「我々はそれよりも強力な兵器をまた作ればいいじゃないか」
「それは...血を吐きながら続ける悲しいマラソンですよ」
米ソ冷戦時代、核開発競争という時代背景の中での名セリフですが、半世紀がたとうという今日でも心に刺さります。かえって核開発競争激しくなっているくらいですものね。

hitorigoto-230f.jpg実験として、生命がいないとされるギエロン星を爆破したR1号。しかし、ギエロン星にいた生命体は、爆破の影響で突然変異を起こし、ギエロン星獣となり復讐のために地球に降り立ち、放射能(正しくは放射線ですな)を撒き散らす、という物語でした。宇宙人の侵略をテーマとするウルトラセブン、星人はたくさん出てきますが、星獣というのはこいつだけでしたね。
エグゼイドも最終回。電脳救命センターの面々と会えなくなるのは寂しいですね。私はサントラ盤3枚組買ってしまいました。

今日の一曲は、冬木透によるウルトラセブンの挿入曲を2曲どうぞ。どちらも逸品でして、2曲目なんかヴィヴァルディかコレルリのフルート協奏曲と言っても通っちゃいそうです。今日のブログに出てきた回の写真も出てきますね。高島屋の展示は28日月曜までですのでお急ぎ下さい(^_^; ではまた。


2017/08/28

コメントする