横浜院長のひとりごと No.295 ゴルフ・全英オープン

横浜院長の柏です。どうも、またまたコメント欄がしばらく機能していなかったようで、コメントいただいた方々にはご迷惑をおかけしました。現在は正常化しておりますのでコメントもどしどしお寄せくださいね。私は本日金曜日まで夏休みをいただいておりましたが、ちょっと帰省しただけであとはまったり過ごしておりました。なかなか、仕事の関係などで夏休みを取れないという方もいらっしゃると思いますが、この時期に夏休みがあるのは、日本の夏は消耗しやすい時期であるからということも大きいと思われます。みなさんも、なんとか休みを工面して少しでも休養を取ってくださいね。

さて、女子ゴルフの全英オープンで若干二十歳の渋野日向子が優勝してしまいました。びっくりですね。かの地でスマイリング・シンデレラという愛称がついたようですが、たしかに満面の笑み。誰でも緊張するであろう最終日、笑顔で緊張もせず、強気のショット・パットは見事な限りでした。以前No.244でも書かせていただきましたが、幸せだから笑顔になるのではなく、笑顔で過ごすから幸せになる、のです。笑う=口角を上げることで、緊張をほぐし本来の力を発揮できるようになります。つらいことがあっても、毎日を笑って過ごしたいものですね。もう一つ、彼女の力の根源になっているのが、黄金世代、と呼ばれる1998年生まれ世代だということでしょう。この世代は、勝みなみが15歳でツアー優勝、畑岡奈紗が翌々年の日本オープン優勝、さらには昨年全米オープン2位(プレーオフ)などの実績があり、彼女ができるんだから私も、という良き連鎖反応を生んでいるようです。できると思ってやればできる。できないと思ってやってもできない。笑いを感情の力とするなら、こちらは意志の力、思考の力と言えるでしょう。感情・意志(思考)・行動は、人間の精神活動を律する三本柱。感情と意志という2本の柱を見につけ、全英オープン優勝という行動で見せてくれた彼女。精神科医としてもいろいろ感じることがありましたね。

夏休み中、NHK-FMでジネット・ヌヴー特集を連夜やっておりました(かつてオイストラフのをやってたあの番組です)。彼女については、コンクールでそのオイストラフを下して優勝したことがある、というくらいしか知らず、演奏をきちんと聴いたのはおそらく初めてだったのですが、音色、演奏技術、そして何よりもその歌うような弾き方にすっかり魅了されてしまいました。クラシック音楽の楽しみは、このように50年近く愛聴していてもまだ知らない演奏家、知らない名曲に出会えることにもあると思います。大好きなベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲が至高でしたが、この曲は以前おかけしているので、今日の一曲はショーソンの詩曲にしましょう。ヴァイオリンはジネット・ヌヴー、アレサンドロヴィッチ・ドブローヴェン指揮フィルハーモニー管弦楽団、1946年の演奏です。ヌヴーは飛行機事故にてその3年後に30歳で夭折。当時はまだ飛行機事故も多かったようで、ヴァイオリンではほかにジャック・ティボー(72歳)、ピアノではウイリアム・カペル(31歳)など名手が飛行機事故で亡くなっていることがつくづく悔やまれます。(ちなみにショーソンは自転車事故で亡くなっています。)今では飛行機は極めて安全な乗り物で、事故の確率は交通事故よりも低いといいます。週に1往復しても落ちるのは3900年に一回とか。人類の叡智の進歩はすごいですね。私も、かつてはあんな鉄の塊が空を飛ぶなんてががが、とか言ってましたが、今では空港に向かう途中からワクワクしている大の飛行機ファンです。この夏は飛行機乗れなくて残念!ではまた。

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