看護師便り

スキンケアのすすめ①

激しい温暖化で気候が変わってきていますね。

寒暖差で体力が低下している方もいらっしゃると思いますが、今回はスキンケアの必要性についてお伝えしたいと思います。

虫刺されやただれ、ニキビ様のものができるとイライラしたり憂鬱になったり集中力が低下することがあります。皮膚の状態は精神的にも大きく影響があるようなので、スキンケアを行いイライラや憂鬱を軽減していきましょう。

まずは人体最大の臓器といわれる皮膚の構造は表面から、表皮・真皮・皮下組織になっています。

表皮(ひょうひ):
一番外側の層で、厚さは約0.2mmと非常に薄い。
角質層(かくしつそう):最も外側にあり、外部からの刺激や水分の蒸発を防ぐバリア機能を持つ。
顆粒層(かりゅうそう):水分を保持する天然保湿因子などを含み角質細胞が透明な粒状に見える層。
有棘層(ゆうきょくそう):表皮の大部分を占めケラチンと呼ばれる。タンパク質が豊富。
基底層(きていそう):新しい細胞が作られる場所で、この細胞が上へ移動して角質層へと変化していく。

真皮(しんぴ):
表皮のすぐ下の層で、血管、神経、リンパ管などが通っている。コラーゲンとエラスチンという線維状のタンパク質からなり肌のハリと弾力性を維持している。ヒアルロン酸も含まれ、肌の潤いを保つ役割も担っている。

皮下組織(ひかそしき):
皮膚の最も内側の層で、脂肪を多く含むため「皮下脂肪組織」とも呼ばれる。皮膚と筋肉や骨をつなぎ合わせる役割を持つ。

そして、皮膚の主な働きは6つあります。

保護作用:
体外からの刺激(機械的・物理的な力、化学物質、刺激物、微生物、紫外線など)から体を守り体内からの水分喪失を防ぎます 

分泌作用:
皮脂や汗を分泌し皮膚の乾燥を防いだり、細菌の繁殖を防いだりする役割を担っています。

体温調節作用:
暑いときには汗を出して体温の上昇を防ぎ、寒いときには立毛筋を収縮(鳥肌)させて体温が奪われないようにします。

貯蓄作用:
皮下に脂肪を蓄える作用があります。

排泄作用:
体内の老廃物を汗として体外に捨てる作用があります。

知覚作用:
触覚や痛覚、温覚・冷覚、かゆみなどの感覚をとらえる役割もあります。

皮膚には、次のような付属器が存在します。
毛:体毛の成長に関わる。
汗腺(かんせん):汗を分泌し、体温調節を助ける。
皮脂腺(ひしせん):皮脂を分泌し、皮膚を保護・保湿する。
爪(つめ):指先を保護し、細かい作業を助ける。

身体のどれもが大切ですが、このように皮膚や附属器の一部分はセルフケアができる稀な臓器です。
次回はスキンケアの具体的な方法や身体の中から皮膚の状態を良好にする方法をご紹介したいと思います。

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