こころの健康アラカルト

うつ病の症状、見逃していませんか?

ストレス社会において、うつ病は誰にでもかかる可能性がある心の病。見落としがちな、うつ病の初期サインについてお話ししましょう。
うつ病の初期に見られる症状とはどんなものでしょうか。 うつ病の初期症状は、大きくわけて身体症状と精神症状があります。気分が落ち込む、ひどく不安になる、イライラするなどの精神症状よりも、体の不調から始まるケースが多く見られます。全身の倦怠感や原因不明の頭痛、肩こりや腰痛、めまい、手のふるえやしびれ、口の渇き、胃部の不快感など。便秘や下痢を繰り返したり、ほてりや冷え、微熱など、実にいろいろな症状があらわれます。さらに、うつ病が進行すると、仕事でミスが増える、家事が面倒になるなど、意欲や思考力の低下も目立つようになります。 では大切なことはなんでしょうか。
内科などを受診し、治療を受けても症状が改善されず、病が深刻化してしまうケースも少なくありません。体や心が出しているサインを見逃さず、早いうちに専門医で適切な診断を受けることが大切です。長期間、体の病気の治療をしても、症状が改善されない場合は、うつ病の可能性も考えられます。気になる症状がある場合は、一度、心療内科を受診することをおすすめします。

ハートクリニック院長 浅井逸郎

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