こころの健康アラカルト

雨の日は気分が沈む

「雨が降ると気持ちが沈みます。まったくやる気が起きず仕事に行くのが億劫。頭や耳が痛くなります。」30代前半の女性からの相談です。
珍しいことではないと思います。低気圧の関係で体調が変わるということもあります。また、因果関係は明確ではありませんが、低気圧は気分障害を誘発するとも言われています。 日照時間が短くなる季節は、うつ病や双極性障害が発症しやすいというケースもあります。梅雨や夏から冬にかけての時季が該当するでしょう。
例えば、主婦であれば、雨が降るとレインコートを着て買い物に行かなければならない、洗濯ができない、いつも外で遊ぶ子どもが屋内で遊ぶなど、ストレスがたまり、気分が落ち込みやすくなると考えられます。
また、気分の落ち込みが激しく、遅刻したり出勤ができなくなるようであれば、注意が必要です。さらにミスが多くなる、物事が手につかない、集中力や持続力が低下する、帰宅後どっと疲れが出るなどの身体的症状があれば、治療が必要な可能性もあります。
このような状況にならないためにも、雨の日対策として、早目に出勤し混雑した電車を避ける、またカラフルな雨具を持つなど、工夫するのがよいでしょう。
色々と試しても気分の落ち込みが改善できないようであれば、専門医に相談することをお勧めします。

ハートクリニック院長 浅井逸郎

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