横浜院長のひとりごと

横浜院長のひとりごと No.370 ハイブリッド学会

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横浜院長の柏です。今日はちょっとお固い、学会の話です。昨日まで、その学会で京都に行っておりました。ウルトラセブンとキングジョーが戦ったので有名な(?)京都国際会議場です。コロナ禍のため、昨年は殆どの学会が中止かオンラインでしたが、今年はちらほらとリアル学会、そしてリアルとオンラインの両方ができる、いわゆるハイブリッド学会も出てきています。私が第1回会長をつとめさせていただいた日本成人期発達障害臨床医学会も、今年は3月に第2回学会をリアルで決行しました。今回の第117回日本精神神経学会…わが国の精神科領域最大の学会…は昨年完全オンライン、そして今週あった今年はハイブリッド学会となったのです。ハイブリッドといいましても、演者・座長は原則として京都に来ること、というお達しだったので、毎年昭和大学の岩波教授たちとのシンポジウムに参加させていただいているワタクシも、やむを得ず京都に出向いたわけです。例年1万人くらい参加というとんでもない規模のこの学会ですが、開会式での関西医大・木下会長によると今年は参加登録が約2千人とのこと。まあしかし、蓋を開けてみるとそこまでいるようには見えませんでしたね。例年なら満員立ち見であろうものでも余裕で席が空いています(われわれのシンポジウムでさえ(^_^;;…でした)。自分の発表の日だけで日帰りの人も多かったんじゃないでしょうかね。所属組織によっては、県境をまたぐ移動を禁止しているところもあるようで、われわれの共同演者の先生もお一人来られず、ものによっては演者も座長もいなくて完全ビデオ上映のものもあったとか。昨年はオンラインでもリアルタイムか録画かを選べて、われわれはリアルタイムで自宅から喋った(上半身だけきちんとして(^_^;;)のですが、今年はオンラインはすべて事前に録画したものを流すという方針なので、演者が来ないセッションは質問も受けられないし、まあリアルで聞く意味があまりないのです(まあ音声がクリアなのでスライドだけ見ていれば、演者がいるいないがわからない精度ではあるのですが)。そんなこともあり、せっかく来られてもドロッポしてしまった先生もいたんじゃないのかな(サーセン、私も最終日は早帰りしました)。内海健先生のミンコフスキー論(CEL4)とか、藤山直樹先生の精神科医論(EL32)とか素晴らしかったんだけど、聴衆が少なくてなんとももったいない限りでした(改めて、大学の先輩にすごい人がたくさんいることを再認識しました)。オンデマンド配信は10月4日から行われるようですので、オンデマンドで視聴される先生はぜひ御覧ください。おすすめです。オンライン(オンデマンド)はたしかに便利で、自宅で普段着でごろごろしながら視聴できるし、リアルだとだぶって見られないものも両方見られるし、わからなければ止めて見直したりゆっくりメモをとることもできるし、自分のペースでできるし、とまあこう書いてみるといいことづくめのようでもありますね。しかしやはり、リアル学会でのガチで質問者とやりあったり(とくにポスター。今年は電子ポスター…)、会場での新たな出会い、旧交の復活(今年も、30年ぶりに他科の大学同級生に会いました)などの魅力は捨てられないところです。
今年はこのあと、成人発達障害支援学会が前の前の職場でもある滋賀医大でハイブリッド形式にて行われる予定。私は役割もあり、もう一度新幹線に乗ってきます。その他2つの学会(非会員)に呼ばれているのですが、一つはハイブリッドながらリアル(東京)、一つは完全オンラインです。年が開けたら2月に第3回日本成人期発達障害臨床医学会が埼玉・川越で行われます。なんと相鉄から乗り換えせずに行けてしまうんですねぇ、川越。これからもぽつぽつと休診・代診になりますがよろしくお願いいたします。
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日本精神神経学会は来年福岡、そのあとは横浜、札幌、神戸、横浜と続くようです。2年後は千葉大・伊豫教授が会長なのですが、幕張でなくなぜか横浜。横浜開催、前回が2014年だったので9年ぶりですね。そういえば、精神分裂病が統合失調症に変わった2002年の歴史的学会も横浜でしたね。2年後のその次はまたそこから3年後(今から5年後)にあるらしく、ハマっ子としてはうれしいような、しかしみんなオンラインで来なかったらどうなのかなー、と複雑な心中であります。
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以前ブログNo.219で書いてから4年余り。学会帰りに立ち寄ったスーパーにあったぜ、カール!つい両方とも買ってしもたがな。。
ではきょうの一曲。「京都、大原三千院」というフレーズが印象に残るデューク・エイセスの曲。「女ひとり」というタイトル名は今回初めて知りました。あ、京都観光は帰りがけに三十三間堂だけ立ち寄りました。大原行きたかったな。ではまた。

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