デイケア便り

振り返りと来年の計画

年末になり、今年も残すところあと僅かとなりました。
思い返すと色々なことがあった一年でした。色々と書きたいことはありますが、大きかったのは、夏にデイケアが2週間ほどコロナによって閉鎖を余儀なくされたことではないでしょうか。しかし、その二週間で色々とデイケアについて考える時間にもなりました(個人的には自分のデスクの片付けも捗りました)。
デイケアはリハビリテーション色が強く、当デイケアでも近年リハビリテーション的なプログラムを押し出してきています。しかし、それだけでは不十分な気もしています。それは、どこかで書きましたが、プログラムで忙しいとなかなか対話の時間(いわゆる雑談の時間)は減っているのではないかという気がします。「デイケアで雑談なんて必要なのか」という考えももちろんありますが、コロナ禍でなかなか他者とのつながりが少なくなってきているので、他者と関わるということも大きな意味を持つのではないでしょうか。
デイケアは、人によって様々な目標や意味があると思いますが、「他者に触れ、他者と交わり、時に他者とぶつかり、他者を知り、そして自分を知る・・・」。そのような場にデイケアがなっていけると、参加する皆さんに意味のある場所になるのではないかと思います。
そして、来年は少しプログラムも変更(復活)していけたらと思っています。コロナの感染状況を鑑みて、なかなか外に出ていくようなプログラムは、実施しづらいですが、とりあえず室内で行えるプログラムからと思っています。
例えば、茶話会・・・昔にもあったプログラムでして、まさにお菓子やお茶などを飲食しながら、皆でお話ししていましたが、まずは皆で黙食して、その後マスク着用やアクリル板など感染に配慮して話すなどはできるのかなと思います。また、その流れでいけば、軽食を作ってみるプログラム(昔の名前は忘れてしまいました・・・)なども復活できるのかもしれません。その他にも色々と考えていますが、ぜひアイデアを募集しています。
そのようなわけで、来年もデイケアを何卒よろしくお願いいたします。

コメント

  1. あおまる より:

    デイケアに雑談は、雑談こそは、必要だと思います。雑談したあとの自分、いろんな感情で、刺激を受け、何かが変わります。
    かプログラムと雑談と、茶話会もいいな~。

  2. クリームソーダ より:

    茶話会とってもいいと思います。
    お茶とお菓子を頂いた後でマスクをして、みんなで楽しくお喋りして過ごす時間はとても有意義で私は大好きです。