看護師便り

熱中症予防に「手のひら冷却」

一年で一番暑い季節になり、熱中症警戒アラートが発令される日も多いですね。
まず、熱中症を防ぐには、こまめな水分・塩分補給、エアコンの活用、そして涼しい服装が大切です。
詳しい情報は環境省熱中症予防情報サイトや厚生労働省をどうぞご確認ください。

そして、熱中症予防として最近注目されているのが「手のひら冷却」です。

手のひらや足の裏・頬には、「AVA血管」という動脈と静脈を結ぶ血管の部位(動静脈吻合)があり、体温調節に重要な役割を果たしています。
ここを通る血管を冷やすことで、冷えた血液が全身をめぐり、体の中心から涼しくなります。

冷やす温度は10℃~15℃、特に12℃が推奨されています。
※冷やしすぎに注意※0℃に近い氷や凍った保冷剤で急激に冷やすと、血管がギュッと締まってしまい、かえって熱が逃げにくくなります。

では、暑いときにどうやって冷やしたらいいのでしょうか?
このような方法があります。

【手のひら】
・洗面器や水のためられる容器に10~15℃程度の水を入れ、両手を5~10分ほど浸します。
・冷たい流水で手を洗うのも効果あり。
・外出先では、冷たいペットボトル・缶・保冷剤などを両手で握ったり転がしたりして手のひらを冷やします。
(凍った保冷剤を使う場合はハンカチやタオルなどの布で包みましょう。)

【足の裏・頬】
・足のAVA血管も手と同じように、洗面器などに水をはり、足首まで両足を浸します。
・頬にもAVA血管があり、頬に保冷剤や冷たいタオルを当てる事でクールダウン可能です。
(凍った保冷剤を使う場合は布で包み、冷えすぎないように)

まだまだ8月9月と暑い日は続きますね。
手軽に手のひらを冷やしつつ、状況に応じて様々な対策を取り入れて熱中症を予防しましょう。

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