こころの健康アラカルト

夜なかなか寝付けない

「夜なかなか寝付けません。どうしたら眠りを改善できますか?」41歳・男性からの相談です。
ご相談者は2年ほど前から寝付きが悪くなりました。最近は布団に入っても眠ることができず、テレビをつけっぱなしにしてソファーで横になっていると、明け方ようやく眠れるとおっしゃいます。そのため疲れもとれず、仕事中も集中力がないそうです。 お話しを聞く限り、睡眠障害の可能性があり心配です。まずは脳を眠りに入りやすい状態にするため、生活環境をもう一度見直してみましょう。
通常脳の「クールダウン」には3~4時間必要だと言われます。仮に12時に帰宅すれば、自然と眠れるのは明け方になってしまいます。仕事を早く切り上げるなどの努力が必要ですし、眠る前にパソコンやスマートホンをいじったりしても脳が眠る状態になりません。 また習熟度とマッチしない仕事を与えられていたり、苦手な人とチームを組んでいるなど職場環境に変化があり、適応に時間がかかっているとも考えられます。
生活習慣や周囲の環境を変えても眠りに改善が見られなければ、うつ病や不安障害、統合失調症、双極性障害など心の病気が関係している可能性があります。精神科や心療内科など専門家にご相談下されば、カウンセリングや睡眠導入剤の服用などによって眠りの改善を図っていきます。

ハートクリニック院長 浅井逸郎

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