こころの健康アラカルト

突然襲ってくる動悸や強い恐怖感

不整脈など身体的な疾患以外に、さまざまな精神疾患でも起こる”動悸”。その代表である「パニック障害」について2回にわたりお話ししましょう。
パニック障害の主な症状は、主に動悸、息苦しさ、目まい、発汗などの自律神経症状のほか、強い恐怖感が突然前触れもなく起こります。そのほか、トイレに行けない状況で下痢、腹痛や尿意をもよおす人もいます。発作は概ね30分ほどで治まるものが多いです。
どのような時に発作が起きるのかというと、電車、長距離を走るバス、飛行機などの逃げ出せないような場所でよく発作が起きます。また、乗り物だけでなく、睡眠中に発作が起きることもあります。自覚が難しいのですが、寝起きにぐっしょり汗をかいていたり、途中で目が覚めてしまったり、起きた時に気持ちが悪いなどの症状があります。
発作への対処は、電車などでは目的地まで途中下車しながら、なんとか耐えて移動するというように対応されている人が多いのではないかと思います。そのため、日常生活に著しく支障がでることも少なくありません。
次回は治療法などについてお話しします。

ハートクリニック院長 浅井逸郎

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