こころの健康アラカルト

目が覚めて熟睡できない・・・中途覚醒が起こる原因とは

熟睡したいのに、2~3時間で目が覚めてしまう・・・。
このような中途覚醒についてお話しましょう。目が覚めてしまう原因に、まず年齢があります。50代で月に1回程度、60代で月に2~3回程度の頻度で目が覚めるのは、年齢による場合がほとんど。また、肥満や骨格によって睡眠中に無呼吸の状態が起こり、目が覚めてしまうことも。この場合は呼吸器科での治療が必要になります。
寝酒が習慣になっているとういう人は、浅い眠りが増え、深い眠りにつけないことが多いです。この場合は、お酒のコントロールをするだけで、だいぶ改善します。
無呼吸の状態でもなく寝酒をすることもないのに頻繁に目が覚めるのは、心の悩みや病気が関係していると考えられます。夜間にストレス状態になったり、心配事や心理的プレッシャーがずっとあったりします。この原因を自覚できているなら、解決することで眠りも改善することも。しかし本人が自覚できていない場合は、心の悩みに自身が気づく前に体が先に反応してしまう身体表現性障害にかかっている可能性もあります。
寝不足で仕事に集中できないなどの悪循環が起こっている。体がだるい。1日・2日おきに目が覚める状態が2週間以上続く。市販の導眠剤を常用しているという人は、うつ病などの心の病の可能性が高いので、心療内科に相談をしてください。

ハートクリニック院長 浅井逸郎

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