こころの健康アラカルト

社会不安障害は早目の治療が肝心

人前で発表する場に立つと、極度に緊張してとても立っていられないという人もいるのでは?
適切な治療を行えば、症状は改善します。大勢の前で発表したりすると、顔が真っ赤になったり真っ白になったりする。過剰に汗をかく。とても緊張するといった著しい不安を感じる人がいますが、社会不安障害という心の病の可能性があります。
子どものときに発症している人が、大人になってから気付く人が多いですね。やはり早い段階で治療するのが望ましく、薬物療法と行動療法の組み合わせで治療を行うと、だいぶ改善されてきます。症状が改善すれば生活の質も変わるので、迷わずすぐに相談を。 また、親の対応方法に悩むことがあれば、相談をしてください。

ハートクリニック院長 浅井逸郎

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