こころの健康アラカルト

学校に行きたくない(2)

「学校に行きたくない」の2回目です。この記事はこちらからの続きです。
小学校5、6年生ごろになると社会性が問われるようになり、「いじめ」から不登校につながるケースがあります。
お子さんが「いじめ」のターゲットになってしまった場合、学習面や人間関係の問題以外に、心の病が原因の場合も考えられます。何らかの病で心が弱っているために、自分の意志を伝えられずに、断ったり言い返したりすることができずにいじめられやすいのかもしれません。たとえば、常識から外れた言動や行動を取ってしまう「広汎性発達障害」や「うつ病」「非定型うつ病」「統合失調症」などが挙げられます。気になることは専門医に相談してください。

ハートクリニック院長 浅井逸郎

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