横浜院長のひとりごと

横浜院長のひとりごと No.283 開院10周年:平成から令和へ

hitorigoto-283a.jpg横浜院長の柏です。「令和」という新しい元号が発表された本日2019年4月1日ですが、今日は当院、ハートクリニック横浜の開院記念日であり、開院からちょうど10年が経過した記念の日であります。10周年を祝ってポケモンたちも当院に来てくれました(ポケモンGOのAR機能でございます)。
この間、1万人を超える方々にご来院いただきました。ご来院いただいた皆様、ご家族、そして患者さんに関わる多くの支援者の方々、地域の医療機関、薬局、福祉機関などの皆様、そして最後に当院スタッフおよび大船・町田・小田原のハートクリニックスタッフの皆さんに、謹んで感謝申し上げたいと存じます。
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十年一昔といいますが、実際はあっという間と感じております。開院2周年間近の2011年3月には東日本大震災があり、余震の中診察を続けました。同じ月の終わりには私自身が急な入院となりご迷惑をおかけしました。今は、まぁ年齢相応にいろいろありますが、おかげさまで現在は元気にやっております(^_^)v。その後、いろいろなスタッフの入れ替わりもありましたが、7周年の時に書かせていたいただいた当院の役割はある程度果たせてきているのではないかと自負しております。スタッフの中では、開院当初、診察室が1つだった時代から勤めている医師3名(長尾先生、隠木先生と私)が10年間変わらず当院での診療を続けられていることは、この業界では実は珍しいことではないかと思っております。
とくに大人の発達障害診療においては、横浜市発達障害者支援センターの皆さんをはじめ、多くの支援者の方々と連携を取らせていただき、就労・学生支援を行う株式会社Kaienなどの協力医療機関ともなり、横浜市発達障害初期研修や各種講演会の講師も務めさせていただきました。この分野の大御所であり、かつ東大の教室の先輩である加藤進昌先生、岩波明先生には多くの教えをいただきました。加藤先生には成人発達障害支援学会に立ち上げから参画させていただき、岩波先生とは日本精神神経学会の学術集会にて、毎年シンポジウムのコーディネーターをご一緒させていただいております。さらにこのたび、岩波先生たちと日本成人期発達障害臨床医学会なる新規学会を立ちあげることとなり(HPは間もなく立ち上げ予定です)、7月の第1回総会・学術集会で栄えある大会長を務めることとなりました。今から重責に身の引き締まる思いでおります。おっと、ちょっとフライングで書きすぎたかな(^_^;。
当院としてはまた新たな10年に入ります。10年後には私もいい年になっていますが、その時も元気に診療を続けられるよう、益々精進していきたいと思います。話は変わりますが、東大医学部には鉄門倶楽部なる同窓会が発行している「鉄門だより」という同窓会誌(新聞)があります。現役の医学生が編集委員を務めているのですが、先日その編集委員の医学生さんたちが来院され、いろいろと精神医療談義をいたしました。学生さんの熱意にふれ、10年若返れた…かな(^_^;。記事はここにあるのですが、すみません記事本体は会員以外読めませんのでご了承くださいませ。
10年は英語でdecade…といえば、ジオウにもキーパーソンとして登場の仮面ライダーディケイドですね。今日の一曲は10周年ということで、多くの方の予想通り(^_^;;、ディケイドのオープニング、Journey to Decadeです。GacktのMVでどうぞ。実はディケイドが放映されていたのが2009年、そう、当院開院当時のライダーはディケイドなのです。では、今後とも当院をどうぞよろしくお願いいたします。

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