横浜院長のひとりごと

横浜院長のひとりごと No.301 ラグビー!


横浜院長の柏です。皆様台風19号は大丈夫でしたか?先週土曜日は、台風のため急遽午前中のみ、私と受付ヘッドの2名のみの勤務で行わせていただきました。午後は安全にご来院いただくことが難しいと判断いたしました。ご了解いただければと存じます。今日は本郷三丁目の名曲喫茶・麦でこの原稿を書いております。かかっているのはフランクの交響曲ニ短調ですね。動画で雰囲気を味わっていただけるかな?
いやーやりましたね、ラグビー日本代表。ワールドカップベスト8進出です。本当に胸のすくような試合展開が続き、決勝トーナメントも楽しみです。私はサッカー(こちらも木村和司の日産時代からのマリノスファンですが)も好きですが、実はラグビーとアメリカンフットボールの方が大好きなのです。というわけで、かつて野球でやりましたように今日はラグビー、アメフトに関する超・個人談義の回とさせていただきます。興味ない方すんませんです。
アメフトは1995年からのアメリカ留学中、地元のサンディエゴ・チャージャーズの応援からハマりました。当時のチャージャーズは、前年度スーパーボウル進出(49ersに敗退)、スーパースターLBのジュニア・セオウ、ビッグプレーでわかせたQBスタン・ハンフリーズなど魅力的な面々、すわスーパーボウルを制するか!と街は盛り上がっておりましたが、なかなかそこは難しく。アメフトは一見大男のぶつかり合いで粗野なスポーツにも見えますが、なかなかどうして、これだけ高度な知的戦略を必要とするスポーツも他にないと思います。選手のヘルメットにはヘッドセットが内蔵され、オフェンス・ディフェンスともコーディネーターからの作戦指示をもとに動きます。TVを見ながらこちらも作戦を考え、実際の作戦で唸り…米国では野球よりもこちらの方が人気が高い(野球は何度も見に行きましたが、こちらは週イチしか試合がないこともあり、チケットはとても手に入らない)のもわかります。なお、米国の4大スポーツはアメフト、バスケットボール、野球そしてアイスホッケーです。ちなみにチャージャーズ、なんと一昨年に本拠地がロサンゼルスに変わってしまいます。まあ私がいた頃にも、ロサンゼルスは2球団あったんですが、レイダーズがオークランドに、ラムズがセントルイスに移ってしまい、全米第二の都市にも関わらずアメフト球団がないという異常事態ということもあったんですね。その後ラムズは無事ロスに戻ったのに、なんでわれらがチャージャーズまで取るねん、とちょっとお怒りのワタクシでした。まあこれはアメリカ資本主義の表れでして、都市間の仁義なき戦いなんですよね。わが国でも、わが南海ホークス(大阪)が福岡ダイエーホークスに変わったようなこともありましたっけ。
そしてラグビー。こちらは子供の頃から野球同様によく見ておりました。といいますのは、以前も書いたかと思いますが私の父親は元・三洋電機のエンジニアでして、群馬県大泉町(現・太田市)にあった、かつて零戦を作っていた中島飛行機工場跡にできた三洋電機(当時は東京三洋)の工場で働いておりました。高度成長期、企業スポーツも盛んで、当時東京三洋には前田悦智子(モントリオールオリンピック金メダルチームのエース)を擁する女子バレーボールチーム、そしてラグビーチームがあり、父親に連れられて何度も試合を見に行きました。しかしどちらもいつも強敵がいまして、バレーは白井貴子の日立、ついで横山樹理のユニチカ。ラグビーは松尾雄治の新日鉄釜石、平尾誠二の神戸製鋼などに苦杯の連続でございました。それでも2011年、トップリーグ優勝を果たしたその年に三洋電機はパナソニックの子会社となり、パナソニック ワイルドナイツとしてその後強豪の地位を築いております。今回の日本代表でも、スコットランド戦2トライの福岡、そして堀江、稲垣がワイルドナイツ。ほかにも坂手、ヴァル、松田、さらには元ワイルドナイツにも田中史朗、ツイと錚々たる顔ぶれです。なんか、本拠地をわが太田市から隣の埼玉県熊谷市に移すようで、チャージャーズに続きこちらもちとショックであります(私は熊谷高校卒なので、まあ悪くない移転先ではありますが)。というわけで、ワールドカップが終わったらトップリーグはワイルドナイツの応援、よろしくお願いいたします!
hitorigoto-301.jpgそういえば、日本代表にヒューマギアが紛れ込んでいることにみなさん気が付きましたか(笑)
今日の一曲は、せっかくですから麦で聴いていたフランクの交響曲ニ短調、No.287でもちょっとふれましたが素晴らしい曲です。ちょっと長い曲ですが、バーンスタイン指揮、フランス国立管弦楽団による1982年のライブでどうぞ。ではまた。

コメント

  1. 音楽好き より:

    横浜院長先生は本当にたくさんの地球上の現象を愛しておられますね。
    ラグビースコットランド戦を初めて観て、こんなに面白いスポーツを観たことが一度もなかったことにもビックリしました。
    バーンスタイン指揮のフランス国立管弦楽団は名演揃いだと思いますが、ラベル作曲のボレロで一番好きなのも、DVDで観たこの組み合わせの演奏です。盛り上がってきたところのバーンスタインがかっこいい。

  2. 横浜院長 より:

    音楽好きさん
    引き続きのコメントありがとうございます。
    たくさんの地球上の現象・・・はい、しかし高い所とか毛虫とか、愛していないものもあります(笑)
    南ア戦、負けちゃいましたが改めてラグビーの奥深さを教えてもらいましたね。
    バーンスタイン、かっこいいしサマになるんですよね。カラヤンの冷徹なかっこよさも甲乙つけがたく、両巨匠の並び立つ良き時代でございました。