福祉用語の基礎知識

福祉用語の基礎知識

精神科デイケア

精神科デイケアは、精神障害をお持ちの患者さんに対し提供される治療の1つで、1人1日6時間を標準として、さまざまな"プログラム"(主にグループ活動)を通し、その生活能力の回復や向上を目指すものです。 そして、最終的には、デイケアを中継点として...
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高血圧

血管性、内分泌性など基礎疾患の明確なものを二次性高血圧というが、多くは特定の原因がはっきりせず加齢に伴い血圧が上がる本能性高血圧であります。 徐々に血圧が高くなることもあり、初期には症状が少ないです。しかし、急激な血圧上昇に伴い、一過性の頭...
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住民基本台帳カード

住民基本台帳カードは、お住まいの市区町村で簡単に交付を受けられるセキュリティカードです。平成21年4月より新しい住民基本台帳カードが発行され、今まで以上に本人確認機能が強化されたものとなり、身分証明書をお持ちでない方でも身分証明書としてご利...
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幻覚

錯覚とともに知覚の異常の一つであり、実際には存在しないものを知覚することをいいます。 存在しないものが知覚されるとは、意識内の表象が客観空間に投影されたものとみなされます。このように客観空間に投影され実在感が強く知覚としての性質をもつ幻覚を...
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クライエント中心療法

精神療法には、様々な立場とそれを基礎にした方法とがあります。 説得や暗示を与える方法を避けて、患者様自身の選択を尊重して治療しようとするが、アメリカの心理学者ロジャーズの提唱によってなされたカウンセリングあるいは治療法であります。初期の19...
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クライエント

一般的な意味としては、依頼人、顧客、来談者、患者などでありますが、ソーシャルワークにおけるクライエントとは、保健・医療・福祉の諸サービスを利用する個人、家族、グループ、コミュニティなどのことを指します。 かつては、援助を受ける者やサービス対...
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QOL(quality of life/クオリティ・オブ・ライフ)

クオリティ・オブ・ライフ(以後QOL)は、「生活の質」「生命の質」「生存の質」などと訳されています。この言葉は、さまざまな領域で使用されており、その概念は各分野で微妙に異なっているが、一般的には人々の生活を物質的側面から量的にとらえるのでは...
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教育訓練給付制度

教育訓練給付制度とは、働く方の主体的な能力開発の取り組みを支援し、雇用の安定と再就職の促進を図ることを目的とする雇用保険の給付制度であります。 受講開始日現在で雇用保険の被保険者であった期間、支給要件期間が3年以上、初めて支給を受けようとす...
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記憶障害

情報を記銘し、把持し、再生ないし再認するという記憶に関する機能のうち、一部ないし複数の機能が障害される状態をいいます。 症状論的には、新たな情報を記銘することができない記銘力障害と再生障害である全般的記憶減退や健忘に大別されます。 健忘は、...
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記憶

記憶は、記銘(経験を覚え込む)、保持・貯蔵(一定時間その経験を保つ)、想起(必要なときにその体験を思い起こす)の働きによって構成されます。さらに想起は、記憶した内容を思い出して再現すること(再生)と提示された情報が記憶した内容と同一であると...