福祉用語の基礎知識

福祉用語の基礎知識

寡婦年金

寡婦年金は、国民年金の給付の一つで、第一号被保険者(任意加入保険者)として保険料給付済期間と保険料免除期間とを合算した期間が25年以上(保険料納付済期間又は学生納付特例期間及び30歳未満の納付特例による保険免除期間以外の保険料免除期間を有す...
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カタルシス

抑圧された外傷体験、欲求、感情などをなんらかの方法で発散することにより、精神的健康を得る方法であります。あるいは、そのような方法による効果を指してカタルシス効果ということもあります。 かつて、ブロイアーがヒステリー治療に用いた催眠浄化法は、...
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ファミリー・サポート・センター

会員組織により、保育所の開始前や終了後の育児や送り迎えなど、育児に関する互助援助活動を行う地域住民同士による一種の相互援助システムです。就労と育児を両立させる目的で、1994年度から旧・労働省が「仕事と育児両立支援特別援助事業」として実施さ...
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家族

人間の社会生活の基礎的拠点として、家族やそれに類似する集団的単位は、いずれの社会においても見出すことができます。 家族を定義することや、他の社会組織と区別し、同性、婚姻・生殖性、親族単位性、結合の情緒性あるいは規範性、社会的機能の多様性、所...
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家族介護

介護には、私的な介護と社会的な介護とがあります。 私的な介護は、主に家族によって担われる為、家族介護とも呼ばれます。戦前の日本では、介護は家族機能のなかで担うことが当然とされてきました。つまり、「いえ」制度の下、大家族で生活しており、家族機...
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イネイブラー

ある人間関係において、他者が示す望ましくない行動や状態を終結させようとする努力が、その意図とは逆にあるいは無自覚な意図として、結果的にその他者に不都合や問題とされる行動や状態を継続させてしまうことがあります。この逆説的な人間関係パターンを演...
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カウンセリング

臨床の場では、受理面接・予診・診察・カウンセリングなど、さまざまな名称で呼ばれる面接場面が患者に対して頻度高く適用されています。特に精神科の領域において面接は最も基本的な方法であり、それらは、それぞれに目的や方法の異なるものを含んでいます。...
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エコマップ

1975年にハルトマンによって考案され、エコロジカル・ソーシャルワークに基づいているもので生態学視点を取り入れた生態地図や社会地図と言われます。 クライエントとその家族との関係や地域生活支援の援助関係や社会資源などについての関わりや状況を円...
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コーピング

コーピング(対処)とは、さまざまな状況の際に引き起こされる高いストレス情動的な反応を減らす方法や工夫を意味します。 個人のストレスの受け取り方をラザラスは、「認知的評価」といい、その対処行動の評価には生活歴、価値観、性格的傾向、行動パターン...
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キーパーソン

キーパーソンとは「問題の鍵を握っている人」もしくは、「鍵を握る中心人物」のことを言います。 問題の解決にあたり、家族や友人などのインフォーマルなどがキーパーソンになることもあります。キーパーソンの役割をとる人は、対象者と関係がとれ、信頼関係...