福祉用語の基礎知識

精神障害者福祉ホーム

福祉ホームは、「住まい」の提供を目的とした施設で、生活訓練を目的とした施設とは異なります。
たとえば、「長い入院の間に帰る家を失ってしまった」等の場合に利用し、可能な限り在宅生活を目指す施設です。「住む場所が確保でき、少しの援助があれば生活が可能な人向けの施設」と「長期に渡る入院で、家もなく、高齢となり、生活訓練をしても在宅生活がなかなか難しいと考えられる人が利用する施設」とがあります。
福祉ホームは、「住居がない」という理由があっても、利用期限がありますが、事情に応じ、延長が可能です。
費用は、生活保護、障害年金の範囲内でまかなえるように料金設定がされることになっています。利用料金のほかに、食費や光熱費などの実費を負担することになります