こころの健康アラカルト

ランチタイムが苦痛ではありませんか

仕事や授業から解放されて、楽しいランチタイム!仲間と食べる人もいれば、一人で食べる人もいるでしょう。
しかし、一人でお昼を食べることが辛くて仕方がないという人もいるそうです。疎外感やのけ者になっていると感じたり、周囲から友達がいないと思われるのが恥ずかしいと感じてしまうことが原因であることもあります。
一般的に女性は仲間といることに価値があり、独りぼっちはよくないという考え方にとらわれやすいそうです。ランチが憂うつで会社や学校に行けなくなるなど、日常生活や社会生活に支障をきたす場合はカウンセリングを受けるという方法もあります。職場や教室で一日中顔を合わせているのでお昼位はゆっくり一人の時間を楽しもうというように、考え方を変えられることができるかもしれません。
また心の病気が原因になっていることもあります。不安障害で仲間と一緒にいなければ駄目であったり、軽いうつ病があるため被害念慮や自信が低下していて、人を誘うことができない場合もあります。
苦痛を抱えながらランチタイムを過ごしていたり、新しい職場やクラスでのランチが不安という方は、専門科に相談してはいかがでしょう。

ハートクリニック院長 浅井逸郎

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