横浜院長のひとりごと

横浜院長のひとりごと No.116 運動会

重加速現象、別名「どんより」。「うつ」とも共通する状態か?などと明晰な分析を進めつつ仮面ライダードライブを見ている横浜院長の柏です。前日は早朝から、お父さんは運動会の席取りで小学校へ。9年連続のお仕事です。これがあと2年続くんですねぇ。さあ、うちの兄弟は何歳違いでしょうか?
さて、その運動会ですが、なんでもかけっこは早さの近いもの同士を同じ組にして走るのだとか。私が子供の頃は、背の順か名前の順だったと思うのですが、いつからこうなったんでしょうね?
たしかにその方が接戦になって、試合としては面白いかも知れません。でも、全体で6番目に早い子がビリになって、遅い方から6番目の子がトップになるかも知れないというのは、ワタシ的にはしっくり来ません。やはり、運動会は早い子が勝たないといけないと思います。
子供たちはみな、ダイヤの原石です。算数が得意な子、絵がうまい子、ゲームなら負けない子。何をやってもうまくいかない子もいるけれど、それはまだ可能性を見つけていないだけかも知れません。自分がこれができる、これなら大丈夫だ、そう思えるものを見つけることが大切です。そこから自信を得て、自分が大丈夫だという感覚を身につけていくのです。
遅い子同士で走って勝っても、その時はうれしいかも知れないけれど、本当は早くないことはみんなわかっている。それでは自信にはつながりません。6番目に早い子が、みんなと走って勝つ。これなら、そこそこ早いことはわかっているから自信になる。その子が勉強がだめでも、走るならそこそこ行けるぞ、という自己肯定感につながるんじゃないですかね。
勉強のテストだって、10点刻みにしてその中で競争したりはしませんよね。みんなの中でいい点をとって、はじめて自信になるんです。
もしもこれが遅い子のためを思ってやっているんだとしたら(ビリにならないようにする)、何かがずれていると感じます。傷つかないように、傷つかないように・・・そうした大人の配慮がかえって自我の成長を妨げ、ひいては「現代型うつ病」と呼ばれる未熟なパーソナリティの成人を増やしているのでもないでしょうか。
青空の下、こんなことを妄想しながら子供の応援をしていました。ちょっと考えが極端すぎますかね。
今日の一曲は、運動会でかかっていたスターウォーズの音楽にします。運動会でかかってたのは有名な4分25秒からの部分ですが、私はこのテーマは0分32秒からの編曲が一番好きです。エピソードIV(第1作)で惑星タトウィーンで二つの太陽が沈む中、ルークが星を離れる決意を固める場面でかかる音楽ですね。


さて、最初のクイズの答えです。下の子の誕生日がまだ来ていないので、6歳差、が正解でした。ひっかかりましたね?
今回は脱線しました。次回は、前回の続きに戻りますね。たぶん・・・。

コメント

  1. 左から3番目のしろたん より:

    私も、先生と同意見です!
    小さい頃から太っていたので徒競走は嫌いでしたが、不思議と運動会自体は大好きでした。特に、大人数で一体となれるものは好きでしたねー(ノ´∀`*)
    「私には、これは苦手だけれど、これなら誰にも負けない‼」
    自分の可能性を子供が自ら見いだせる環境を教育には求めていきたいですね。これから子供を育てる世代としては。
    自らの可能性をちゃんとわかっている子なら、うつになっても柔軟な対応で治りが早そうな気がしますし。

  2. パンダマン3世 より:

    運動会といえば、秋ですよね。ところが、最近の学校事情では5月とかに行うところもあります。自宅そばの小学校も数年前から5月実施になってます。5月・・まだ新しいクラスも練れてない時期だし、小学1年生なんて、保育園とか幼稚園から入学してたった1か月ではないですか。。
    秋以降の予定がたて込んでるとか、いろいろ理由はあるみたいですが。
    学校も日本の四季を考えれば「3学期制」が当たり前と今でも思ってますが、いつの間にか前期・後期の2期生に。これも最近は3学期制に戻す学校もあるようです。
    諸事情はわからなくもないですが、日本ならではの伝統、季節感、地域のつながりの良さなどは大事にいたいものです。

  3. まねきねこ より:

    私は運動会が大嫌いでした。確か5月頃に小運動会、10月に大運動会をやっていました(2回もやるな!)。う~ん、遅い子同士で走らせても私はきっとビリだったと思います。ビリの中のビリと言うことでますます落ち込みそうです。速い子も遅い子も特に遅くも速くもない子もいろんな子が一緒に走ればビリになった時のみじめさも少しはマシじゃないかと思いますけどね。大人はいつの時代も子供の気持ちがわかっていないものです。私なんかいつまでも子供気分で子供世代に追いつかれて追い越されているので(それも問題!)、なんでこんなに大人は子供の気持ちがわからないのか、忘れてしまうのかと、この年になっても思います。絵画教室に来る中学生くらいの子に「ねこさんはお姉さんみたいなお母さんでイイですねえ~」と言われたりするのですが、実際子どもの立場になってみれば頼りのないお母さんです。やれやれ。
     先生にお聞きしたいのですが、フランスに旅行されたときは英語を使ったのですか?もしや先生、フランス語も堪能でらっしゃるとか?旦那に銀婚式の記念はパリなんかどうかと言ったら、英語が通じないところはイヤだというんです。今はユーロだから英語も通じると思うのですが。銀婚式はまだまだ先なのですが、その時は夫婦で行こうと思います。「荷物」はなるべく少なく。もっとも、オカーチャンが一番の大荷物だったりするのですが。もう、コンテナに乗せちゃってくれ!
     先生のお子さんはたぶん14歳と10歳くらいでしょうか?4歳違いですか?子供も中坊になるとめっきり大人びて悟りの境地みたいな顔するんですよね~。
     仮面ライダードライブは旦那が霧子ちゃんのファンです。やっぱり家族みんなで楽しめるようになっているんですね(^^)。

  4. まねきねこ・追伸 より:

    最後まで読まなかったのでお子さんの年齢差は見事に外れでした。確か昨年の夏休み、下のお子さんが小学3年生だと記憶していました。上のお子さんはうちの「悟った人」より一つ上だと記憶していたのですが、ここが間違いのような。そうすると上のお子さんは15歳ですか?あ、「学年」が一つ上だったんだ!なるほど。

  5. 横浜院長 より:

    みなさんこんばんは。
    しろたんさん
    そう、自らの可能性をちゃんとわかっている子、それが大切ですね。
    パンダマン3世さん
    2学期制、ほんとよくないと思います。夏休み、冬休み前に通信簿が来ないって、こんなにしまりのないことはありません。
    まねきねこさん
    私も、どうやってもビリになるタイプでしたのでよくわかりますねぇ。
    フランスは、少なくともパリは英語まったくOKですよ。前にも書きましたが、私はプランス後はぱっぱらぱーです。ぜひ銀婚式でおいで下さい。
    おっ、旦那と趣味が近いかもしれません(笑)。
    はい、うちの子は中3と小4、が正解です。