2011-07

福祉用語の基礎知識

記憶障害

情報を記銘し、把持し、再生ないし再認するという記憶に関する機能のうち、一部ないし複数の機能が障害される状態をいいます。 症状論的には、新たな情報を記銘することができない記銘力障害と再生障害である全般的記憶減退や健忘に大別されます。 健忘は、...
福祉用語の基礎知識

記憶

記憶は、記銘(経験を覚え込む)、保持・貯蔵(一定時間その経験を保つ)、想起(必要なときにその体験を思い起こす)の働きによって構成されます。さらに想起は、記憶した内容を思い出して再現すること(再生)と提示された情報が記憶した内容と同一であると...
こころの健康アラカルト

「子どものうつ病」に対する家族の接し方

この記事は、こちらからの続きです。 子どものうつ病についての2回目です。家族の接し方は、こどもがうつ病の場合、学校に行けなくなることが多くあります。その場合、無理に背中を押して登校を促してはいけません。ただ、うつ病かどうかはっきりしない場合...
こころの健康アラカルト

子どもが好きになれない

「自分の子どもがどうしても好きになれません。心の問題と関係はありますか。」こんな質問を受けました。 子どもに対する感情は、昔から人生の悩みの一つとして知られています。例えば、長男と次男に対して親の思い入れに偏りが生じるなどがその一例です。 ...
こころの健康アラカルト

男子と女子で違う「子どものうつ病」

子どものうつ病について2回にわたりお話ししましょう。 子どものうつ病は、大人に比べると少なく、小学生の2~4%といわれています。子どもからのサインは、男子と女子で違います。女子の場合は、ゆううつ、落ち込んでいるなどの感情を言葉で表現できるの...
こころの健康アラカルト

物の片付けができません

「物の片付けができません。家の中がぐちゃぐちゃでひどい状態です。これは心の病気が関係しているのでしょうか。」こんな質問がありました。 心の病気が背景にある可能性があります。ご質問のような状況で疑われる病気として、第一に挙げられるのがうつ病性...
デイケア便り

語る健康塾「今月の○○対策」

こんにちは。今年も昨年に引き続き、暑い夏になりそうですね。 すでに暑さに勝てず、朝の散歩時間を少なくしている塾長Kです。 7月の○○対策は「夏バテ対策」ということで、本日の語る健康塾では 夏バテについてお話しました。 連日、熱中症のニュース...
こころの健康アラカルト

人間関係にも影響が出る「更年期障害」

女性なら誰もが気になる「更年期障害」についてお話しします。 更年期障害は、卵巣が十分にホルモンを作ることができなくなっているのに、脳下垂体が卵巣を刺激するホルモンを多く分泌し続けるため女性ホルモンのバランスが乱れて起こる障害です。 では、女...
こころの健康アラカルト

「老老介護」で苦しい

「いわゆる『老老介護』で、身体的にも精神的にもとても苦しい。楽になるような方法はありますか。」こんな質問がありました。 現在の社会状況から、80代の親を60代の子どもが介護する、または90代の夫を80代の妻が介護するなど、様々な、"老老介護...
こころの健康アラカルト

買い物依存症

買い物をして気分がスッキリ。誰でも思い当たる経験でしょう。 が、買い物依存症になると不要な物まで購入し、借金をしても買い続け、自己破産することも。買う行為が大好きで物には興味がないので、家にはブランド物が使われることなく放置されています。 ...