こころの健康アラカルト

もしかして”大人の発達障害”?(2)

この記事はこちらからの続きです。
「大人の発達障害」についての2回目です。
主にどのような発達障害があるのでしょうか。
新しく発表された診断基準DSM5では、発達障害という呼び方がなくなり、自閉症スペクトラムやコミュニケーション障害などに分類されます。
診断後の対応は、人によってさまざまなケースがあるので、個々に併せた適応方法を探していきます。また、周囲とうまくいかないことで気分が落ち込んだり、不安になりやすく、うつ病や不安障害などの二次障害も多くみられます。その場合は併せて薬物療法、認知行動療法も行います。
公的な支援などを利用して社会復帰をされている方も多くいますので、無用に辛い思いをせず、早めに相談を。

ハートクリニック院長 浅井逸郎

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