福祉用語の基礎知識

福祉用語の基礎知識

精神保健福祉センター

精神保健福祉センターは、精神保健および精神障害者の福祉に関し知識の普及を図り、調査研究を行い、ならびに相談および指導のうち複雑困難なものを行う施設と規定されています。すなわち、精神保健および精神障害者の福祉に関する総合的技術センターとして、...
福祉用語の基礎知識

評価についての話

評価とは、「関心のある事柄を受け入れられる基準と比較すること」であり、関心・基準・比較の3要素が重要となります。 福祉計画における評価のこれまでの代表的な視点には、次の3つの視点があります。 •タスクゴール 計画に盛られたサービス目標量や数...
福祉用語の基礎知識

心理教育

慢性疾患や精神障害を抱えた方やその家族に対して、病気の経過や病気の予後の改善を目的に行われる情報提供と心理サポートを組み合わせた一つの支援方法のことです。 疾病教育や療養指導との違いは、患者や家族が「何を、どう体験しているのか」という心理面...
福祉用語の基礎知識

リジリアンス

リジリアンスとは、※ストレングスモデルのケアマネジメントから導き出されたストレングス視点の鍵となる概念の一つであり、回復する力、弾力性、心の発達を守るしなやかさなどと表現され、「悪い状態に対してうまく適応する能力のことであり、不幸な出来事や...
福祉用語の基礎知識

ラポール

ラポールは、もともと心理学の用語であり、セラピストとクライアントの間の、互いに信頼し合い、安心して感情の交流を行うことができる関係が成立している、心的緩和状態を表します。「ラポール」は、どのような人間関係においても必要とされる、意思疎通を図...
福祉用語の基礎知識

任意後見制度

任意後見制度は、本人が契約の締結に必要な判断能力を有している間に、将来自己の判断能力が不十分になったときの後見事務の内容と後見する人(任意後見人)を自ら事前の契約によって決めておく制度です。 なお、任意後見制度での家庭裁判所の関与は、本人が...
福祉用語の基礎知識

ピアカウンセリング

まず、「ピア」とは、同じ立場の仲間、同じ背景を持つ仲間という意味があり、相談者と同じ経験を持つ仲間が、情報提供を行ったり、相談を受けたりすることを言います。 「ピアカウンセリング」では、当事者のことを最もよく理解しているのは、その人自身であ...
福祉用語の基礎知識

愛着(アタッチメント)

乳児と養育者(母親、父親等)に芽生えるなど、特定の相手との関わり、情愛的きずなのことを言い、生後2年程で形成されます。 乳児は、愛着対象(養育者など)を安全基地のように感じ、生まれつきある愛着(アタッチメント)が、その後の発達や人格形成、他...
福祉用語の基礎知識

地域組織化と福祉組織化

地域組織化 地域組織化とは、社会福祉サービスを必要とする個人とその家族が地域社会で生活していくために、住民の福祉への参加や協力、意識と態度の変容を図り、福祉コミュニティづくりを進めるものであり、社会福祉サービスを必要とする個人とその家族を中...
福祉用語の基礎知識

ICF(国際生活機能分類)

ICFは、身体・個人・社会の3つの視点に立って、ある健康状態にある人に関する関連する様々な領域を心身機能・身体機能、活動、参加といったプラス面からみるような視点で系統的に分類するものであり、個人の生活機能、障害および健康について記録するもの...