こころの健康アラカルト

コミュニケーション障害とは?

コミュニケーション障害についてお話ししましょう。
多くは発達障害で見られます。発音に障害が認められるもの、文法がでたらめで言いたいことがうまく言えないもの、相手の言うことが理解できないものに分けられます。広汎性発達障害などでは、相手の心の中に、自分の心の中と同じような心の働きがあることが分からず、気持ちの交流が難しかったり、その場の空気がうまく読めないためにコミュニケーションがスムーズにいかないということも。言葉によるやり取りはできるけれども、ボディーランゲージなどの非言語的な感情表現が苦手なアスペルガー障害なども広汎性発達障害の一つです。
発達障害以外にも生ずることはあるかと言えば、統合失調症では情報の受信機能、発信機能に障害があることが知られますし、うつ病も相手の気持ちを読み取って反応したり、自己表現することがおっくうになってしまうなど心の病が背景の場合もあります。
治療法は、発達障害の場合にはまず、診断を受け、臨床心理士や発達障碍者の支援機関の援助を受けて適応を改善する工夫が必要です。心の病が背景にある場合は、神経科、心療内科で治療を行います。

ハートクリニック院長 浅井逸郎

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