こころの健康アラカルト

嫁姑で異なる子どもの教育方針

昔から犬猿の仲になることが多い嫁と姑。 お子さんの教育方針の違いで、いざこざが生まれるケースも多いようです。 正しいのは姑の経験か、それとも若い嫁の時代なのでしょうか。子どもの教育は、時代や環境などによって変わりやすいものです。ですから、絶対に正しいことはありません。 一方子どもは、さまざまな環境や経験などから学習する能力があります。親が知らないうちに、自発的に学び吸収しています。 では親として心掛けることはといえば、偏った教育よりも、たくさんの環境を経験させてあげることが大切です。たとえば、姑が甘やかしすぎて良くないと思っても、たくさんある環境の一つとして考えればいいのです。また、姑に会いたがるなら学びたい事があるからで、会いたがらないなら無理に行かせる必要はありません。 子どもの気持ちを軸にして考えれば、角が立たず和やかに見守ることができますね。

ハートクリニック院長 浅井逸郎

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