こころの健康アラカルト

定年後の夫婦生活 (1)

定年を迎えた夫婦関係やそれにまつわる心の病について2回にわたってお話ししましょう。
休日返上で家事をかえりみないで働いてきたような、「仕事一筋」だったご主人が突然家にいる・・・ 今まで忙しくて何も言ってこなかったご主人が家庭内のことについて口を出してくる・・・。
「家にいられるだけでストレスを感じる」という奥さんもいるでしょう。さらに、ご主人から会社組織の中でやりとりしていたような「言葉使い」や「指示」であれやこれやと命じられる・・・。
“家庭”を基盤に自分のペースで暮らしていた奥さんにとっては慣れない毎日に不満が募り、それらの負担が原因となって心の病につながることも考えられます。 では、どのようなことを心がければよいでしょう。
まずは環境を見直し、夫婦間の”衝突”の機会を減らすように心がけることです。ご主人は、定年後も何かしらの仕事や地域社会での活動、趣味など熱中できることを探すのもよいでしょう。奥さんは、自分は家事のプロであり、相手を指導していくつもりで接することで心の負担が軽減することも。それでも、イライラが止まらないなど今までと違和感がある場合は、専門医に相談して適切な治療を受けるとよいでしょう。
この記事はこちらに続きます。

ハートクリニック院長 浅井逸郎

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