横浜院長のひとりごと

横浜院長のひとりごと No.028 サタクラ

横浜院長の柏です。皆さん、本日12月1日午前、当院ショートケアにて、大人の発達障害の方のためのショートケア「サタデークラブ」略称・サタクラ、とスタッフは勝手に命名しております)の記念すべき第1回が行われました。何が記念すべきかと申しますと、こうしたショートケア・デイケアは、横浜市はおろか神奈川県でおそらく初めての試みなのです。
そもそも大人の発達障害専門をうたったデイケア・ショートケアがいったい日本中でどれだけあるのか、ということがあります。ネットで検索をかけても、東京で私の元師匠の加藤先生の烏山病院(総本山)、医局の後輩の米田先生の明神下診療所と、以前見学させていただいたこの2カ所以外はかかってきません。もしや医療機関では東京以外の関東初?東京以外では初?などと妄想がふくらんできます。いずれにしても、神奈川県での先駆者としてサタデークラブを充実した内容とし、参加者の皆さんの今後の社会生活のお役にたてるようスタッフ一同がんばる所存です。
以前からご紹介しておりますように、当院ではこれまでうつ病の方の復職支援のためのショートケアでは実績を積んで参りました。こちらとサタクラでは、そもそも疾病も目的も異なりますが、雰囲気もずいぶん違うものだなという印象を持ちました。サタクラはその主目的にコミュニケーション能力の向上をあげており、当然ながらそこに弱点のある方が多かったと思うのですが、皆さん積極的に参加、発言されており私が思っていた以上に順調なスタートだったと思います。月に1度とゆっくりしたペースではありますが、これから半年間、みなでよいグループにしていきましょうね。
グループ運営は当院の誇る優秀な精神保健福祉士(ソーシャルワーカー)2名が担当します。私も可能な限りお邪魔するつもりでおります。サタクラについてより詳しくは、次の精神保健福祉だよりを待ちましょうね(^_^)

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