横浜院長のひとりごと

横浜院長のひとりごと No.004 烏山病院発達障害デイケア

tayori-y-04a.jpg横浜院長の柏です。
4月28日土曜日、東京・世田谷にある昭和大学附属烏山病院に、発達障害専門プログラム(デイケア)の見学に行ってきました。
コンクリート打ち放しの瀟洒な建物はリハビリテーション専門棟があり、十分なスペースで複数のグループが動いている様子は何ともうらやましい環境でした。土曜日は大人のアスペルガー症候群のグループで、約10名単位で複数のグループが同時進行しています。発達障害の方の弱点であるコミュニケーションのスキルに関してテーマを決め、前半は皆で具体的な場面を出し合い、後半によりよい対応について話し合う、という充実した内容でした。スタッフの充実とともに、メンバー自身が主体的に司会や書記としてグループを動かしている様子がとても頼もしく感じました。
かつて私の上司でもあった加藤院長にも久々にお会いしてお話を伺いました。まだまだ日本では大人の発達障害について診療できる精神科医が少ないこと、専門プログラムを有する施設は極めて限られていることを加藤院長も憂慮されており、またそのため烏山は多忙すぎる状況が続いているご様子でした。
デイケアには遠方からの方もいらしており、横浜からも複数のメンバーが参加しているとのことでした。ブログNo.002でもお示ししましたように、当院でも発達障害、とくに大人の発達障害の方に多数受診いただいており、横浜においてもこのような大人の発達障害者のための専門プログラム、デイケアの必要性は痛感していましたが、今回の見学では、加藤院長の激励もありなお一層その思いを強くしました。
これまで当院では、うつ病・不安障害に対する集団認知行動療法、うつ病圏の休職者のための精神科ショートケア(リワークプログラム)を行ってきました。大人の発達障害の方のために何ができるのか、何を行うのが最も効果的なのか。今後の当院のプロジェクトにご期待下さい。

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