こころの健康アラカルト

携帯電話を片時も手放さない孫

「高校1年生の孫が片時も携帯を手放さず心配です。月の請求が数万円になることもあり、注意したところムキになって反論してきました。今後どのように接したらよいでしょうか。」73歳女性からの相談です。
「家に帰ってきてもずっと携帯をいじっている」という光景は、中~大学生にはよく見られるものです。特に現在の携帯電話は、友人らとの大切なコミュニケーションのツールになっていますから、頭ごなしに「使うな」と怒っても反発するだけです。
とは言っても月の料金が数万円になる、というのはやはり使いすぎの感があります。まずは料金の内訳を冷静に話し合ってみて下さい。現在のスマートフォンはパソコンと同等の機能がありますから、特に使い始めは機能が分からずに過剰にコストがかかってしまう場合があります。
通話料なのかそれともゲーム課金なのかなどを把握して適切なアドバイスをすれば、本人が自ら使いすぎを是正する可能性が高いと思います。
こうした常識的なアドバイスをしても、なお改善が見られず「常にメールを送ったりメッセージのやり取りをしていないと落ち着かない」「ゲームをやめることができない」などの場合は心配です。依存症など心の病気の可能性がありますから、専門家にご相談してみて下さい。

ハートクリニック院長 浅井逸郎

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