横浜院長のひとりごと

横浜院長のひとりごと No.174 開院7周年

横浜院長の柏です。おかげさまで、本日4月1日をもってハートクリニック横浜は無事、開院7周年を迎えることができました。これまでご来院いただいた多くの方々、そして日々業務にあたっているスタッフ一同に、院長として一言御礼申し上げます。
ここまでの7年を振り返ると、当院には次の3つの役割が課せられているように感じています。
(1)都市型・駅前型クリニックとして、広くこころの悩みを抱える皆様に良質の医療を提供すること。これは、ハートクリニック全体のコンセプトでもあります。どんな方であれ、単科クリニックで診療可能な方は診療をお引き受けすることがその目標です。土日祝日夜間診療や複数医師による対応など、通院しやすい環境作りを心がけてきましたが、良質な再来診察との兼ね合いから新患予約でお待たせしてしまうこともままあり、なかなか難しさを感じているところです。(注:現在横浜院は日曜診療を停止しています。)
(2)地域医療機関として、クリニックのある西区を中心とする地域のニーズに応えること。これは、私自身、地活や作業所などいろいろな地域福祉機関に協力医師として関わり、ソーシャルワーカーが自立支援協議会につながることなどで徐々に実現しつつあります。お近くの皆さんとはぜひ、顔の見える関係を維持しさらに広げていきたいと思っております。今後ともよろしくお願いいたします。
(3)時代のニーズに応えるクリニック。大学病院から当院に赴任し、とくに強いニーズを感じているのが職域の問題と成人発達障害の問題です。職域の問題としては休職者の職場復帰の問題が大きく、グループ治療(リワークプログラム)も行いました。リワークは現在休止中でして、今後新たな展開が必要なところです。成人発達障害に関しては、私は決して専門ではなかったのですが、地域のニーズに応えるうちに、いつの間にか相当数の発達障害圏の方の診療をお引き受けすることとなっております。グループ治療(成人発達障害専門プログラム、通称サタデークラブ)も継続的に行っており、最近はテレビに出たりいろいろなところで講演などを頼まれたりという事態にもなっており、自分でも不思議な気分なのです。
さて、4月から8年目に入るのに合わせて、柏の診療時間帯を一部変更させていただくこととなりました。該当される方々にはすでにお伝えしておりますが、何卒よろしくご了承いただけますと幸いです。一部ご迷惑をおかけする方々には、この場を借りてお詫び申し上げます。他の医師や、クリニック全体としては大きな変更点はありません(金曜日のみ、当面クリニック閉院時間を18時とさせていただきます)。今後とも当院をどうぞよろしくお願いいたします。
今日の一曲は、7周年ということで・・・やはりこれしかないですよねぇ。

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